to be continue

前回からだいぶ空きましたが続き。


現在日本で知られている動画共有サイトYOUTUBEニコニコ動画。この二つが今まで問題になっていたのは「一部の動画の製作者に入るべき利益が入ってない点」でした。YOUTUBEgoogle傘下になってから規制を強化し、著作権に反する動画の削除している。しかし、これは違反者と運営側のいたちごっこになり抜本的な解決になっていない。またニコニコ動画は一部閲覧者がその動画に関連する商品を広告として載せている。たしかに関連する商品なら製作者にも利益が入る。これはアイデアとしては評価できますが、商品の選択を消費者に委ねているため完全とは言えない。なぜなら、消費者にとって流通のルートが不透明であり、本当にその商品によって製作者が利益を得ているかはわからない。消費者には関連してるように見えても実際には動画の製作者とは一切関係のない場合もあり得る。また、全く関連のない商品が動画ページにあることもあります。
さらに前回あげなかったこととして、現行の著作権法では利益を得る、得ないに問わず無許可で動画を複製、配布することが問題です。テレビでも当然許可を得ていないものの放送は問題になる。
しかし、ここまで浸透してしまったものをなくすことは難しい。たとえ、裁判等で違法との判決が出て上記の動画共有サイトがなくなっても、批判が出るでしょう(個人的な意見を言うと、「そこで文句言うとか何様だ」と思いますが)。
現行法に合わせてスタイルを変えるか、現状のために法律を変えるか。僕個人としては「現行法に合わせてスタイルを変える」方がいいかと。僕が予想するにおそらく現在の著作権法を変えるに必要な期間は、著作権保持者などの反対を考えて、5年。しかもこの期間を費やしても法律は変えられない可能性もある。
では、もし公的に認められかつ誰でも視聴することができる動画が存在すれば、その動画は動画共有サイトにアップされる必要はないですよね。主に問題となっているのはアニメですから、例えばテレビ局がテレビ放映後に自社サイトに動画共有サイトと同じ画質レベルでアニメをアップロードする。そしてそのアニメの合間にスポンサーのCMを入れれば、利益は還元されやすい。GYAOなどは月々に料金を払わなければならないため、消費者としては敷居が高い。スポンサーの存在によって消費者の負担感は解消される (あくまでも「負担感」ですけど)。


とここまで書きましたが、正直最後のほうは「めんどくさいからこれでいいや」という感がなくもないです。でも、どうせこういう時の日記は誰も読んでない所謂チラシの裏なので別にいいですよね。