punching out the blue bird...

せっかく宿題もやって準備万端の授業を寝坊して欠席し、自己嫌悪に陥り、死にたくなる。市に体。


部室にあったバトル・ロワイアル。あれって理にかなってないと思いませんか。少子化のこのご時世、わざわざガキを殺し合わせてその数を減らすなんて愚の骨頂ですよね。何でガキの数が減ってきているかって、ジジィババァの数が増えて相対的に少なく見えてるんだと思うんですよ。ですからジジィババァをバトル・ロワイアルさせるのが合理的だと思います。
シルバー会の旅行、バスの中で突然眠らされ、気がつくと自分の子供ほどの若造に「これから皆さんに殺し合いをしていただきます」と言われる。
一番候補は第二次世界大戦中、東南アジアで一人生き残った源さんだが、オートマチックの使い方がわからず、いじくりまわしてる途中で誤射し、弾丸が脳天直撃。一名死亡。
おしどり夫婦と言われた林さん夫妻。だが、極限状態に置かれて妻の日ごろの隠れた不満が爆発。「世間体のために装ってきたけど、こんな男大嫌いなのよ!」夫を包丁で殺そうとするも、実は夫も最初から殺すつもりだったのだ。相討ちになり、やはり死ぬときもおしどり夫婦だったと言われる。二名死亡。
優勝者は石井権兵衛さん。だが、老男女二人の死亡が確認されていない。帰りの護送船で石井さんが突然の反乱。二人の男女も船内に隠れており、護送船を制圧。だが、石井さんはその戦いの傷が致命傷で息絶える。「二人は生き延びてくれんかのう」と遺言を残すも、「そんなこと言われても、寿命なんてあと十年だしのう」と一蹴される。二人は政府に反乱を起こすこともなく、アメリカに亡命しようとするが、老衰がたたり、行きの船内で死亡。


そんなバトル・ロワイアル。読みたくねぇ。