豆腐のような鉄骨に支えられて

犯罪者の名前がテレビで連呼されるたびに思います。「ああ、全国の同じ名字の小学生が明日から同級生に犯罪者呼ばわりされることだろう」と。
まぁ、そんなクソガキどもを見たらサザエさんがカツオにするがごとく耳を10㎝ほど引っ張ってやりますが(ウソ)


しかし、今日の日本をあらゆる意味で揺るがした「姉歯建築士」という名前を聞いたときは、まず何より「変な名前」と思ったのは僕だけではないでしょう。珍しい名字ですよね。今では最も有名な名字かもしれませんが。
調べてみると(まぁ、調べたといっても別段熱心にしたわけでもないですが)、宮城県仙台市の地名であることがわかりました。どうやら彼自身も宮城県出身のようで、宮城県にはこの名字の人が多い可能性があるでしょう(天気予報風)。実際天気予報以下の推測ですが。
この可能性が何を示すかというと、宮城県の小学生が比較的いじめられやすいということですよね。
「やーい、おまえんち、耐震強度偽装!」とか「お前の父ちゃんもヅラだろ!」とか「お前ヒューザー*1」とか言われのない誹謗中傷を受けるわけですよ。大変ですね。


しかし、全国の、そして宮城県姉歯という名字の小学生たちよ、今が我慢のときです。君たちを罵倒するクソガキどもも、成長すればもっとくだらないことに腐心しはじめます。どうせ先公に相談して学級会*2なんぞ開催されるくらいだったら、今を我慢し、嵐を過ぎるのを耳をふさいで待つべきです。人生の先輩としての教養あふれる忠告ですね。まぁ、そんな名字の小学生がいるかどうかなんて僕は知りませんけど。


ところで肝心の姉歯建築士が何をしたのか、僕はよくは知りませんが別に生きてくうえでたいした支障はないでしょう。大いなる地球の御技である地震に人間が抗おうなどというのがそもそもおこがましいのです(無理矢理な結論)
そこの君も、姉歯がヅラかどうか心配する前に、自分と自分の親父の後頭部と生え際を見なさい。

*1:意味不明

*2:女の子が目に涙しながら「○○君が私のこと××って呼びますやめてください」と要求するあれですね。この世で最もくだらないもののひとつだと僕は思いますが、同時にこの世で最も面白いものだと思います。いろんな意味で。