Symphony No. 9

特に「貯金をしよう!」と思っているわけではないのですが、だんだん貯金が増えてきました。
この調子だと、もう一年お金を貯めて家を出るかもしれません。
とはいえ、一人暮らしなんて当然したことないので、移り住むまでと移り住んでからどのくらいお金がかかるのかわかりません。
どんなもんなんでしょうねぇ。詳しい人教えていただきたい。


お金が貯まる一番の理由は実家暮らしだからでしょうな。生活に必要なあらゆる経費は親に出してもらっているわけですから。
僕は家に月3万納めているので、言うなれば「家賃月3万光熱費食費込み、食事洗濯サービス」な物件なわけです。あまりいい言い方じゃないけど。
昼飯はだいたい外食だからここを削ればもっと貯まるペースが上がるとも思うんですが、同期と飯を食いに行くというのも大事だと思うんです。情報交換もできるし。


これは関係するのかわかりませんが、最近の若者は「嫌消費」傾向にあるんだそうで。
元記事→http://www.jmrlsi.co.jp/menu/mnext/d01/2009/diamond200912.html
ニトロぶち込みすぎてオーバーロードしてた時代と比べれば確かに消費を拒否する傾向が強い気はします。
が、記事にある「皆に合わせる」というのはやや焦点がずれている気がする。
自分の周りを鑑みると、どちらかというと全体的に「オタク」傾向になりつつあると感じます。
ここで言う「オタク」というのはもちろん「二次元の女の子大好き」な人ではなくて(これも意味としてはさらに狭義になっていると思うけど)、「自分の趣味趣向に集中する」人です。
バブルのときは皆が車を持たなくてはいけなくて、皆が株を買わなくてはいけない、という洗脳に近いものがあって、これが今でも団塊世代の頭には消去できないメモリとして残っている。
皆が共通で欲しいもの、好きなものが確固なものとして存在していて皆がそれを目指していたのがバブル時代。
無理してでも買わなくてはならない、なぜならそれが社会的地位に直結するからです。


現代はというと、自分が欲しいと思うもの、必要だと思うものしか買わない(つまり先述の「自分の自分の趣味趣向に集中する」)から、企業はターゲットサイトを広げる必要性が生じる。
今までは一つの対象に向かって大量に作って大量に売ればよかったのが、対象が増えて個々のニーズに応えなければならなくなった。当然後者のほうが面倒だし、コストもかかる。
結果若者はあまり買ってくれない、と見えるようになるんではないでしょうか。
企業がしなければならないのは不景気に責任をなすりつけることではなくて、若者の共通認識を見出すこと。と思う。


しかし実際のところ若者に限定した話ではないと思いますけどね。
年末電車の中で酒(しかもつまみまで食ってた)を飲んでるリーマンも見かけましたし。あぁ、景気悪いんだなぁと思った瞬間でした。金曜日に居酒屋行く金もないんだ、と。
まぁ酒の匂いすら嫌いな僕は正直死んでほしいと思いましたけど。というか殺したいと思いましたけど。
僕が昔から「こうはなりたくない」と思っていた大人は「電車の中でスポーツ新聞読むやつ」と「電車の中で酒飲むやつ」でした。