fatality

過去とは往々にして美化されるものである。遡れば遡るほどにそれは煌めきを増し、人はそれを憂うのだ。


何が言いたいのかと言うとですね、ずいぶん前に友達と1000円ぐらいでニューファミコンを買ったんですよ。やろうやろうと思いながらやってなかったのですが、友達が実家やら別の友達からソフトを借りてきたので、やろう!となりました。
なつかしいなぁ、と思いつつ電源ボタンを押すも、過去の幻想は崩れていくのであった。
今回はノスタルジィを完膚なきまでに叩き壊したクソゲーの中から数点ピックアップしてお送りしたい。


トランスフォーマー コンボイの謎
実はプレイしてません。ファミコン道を志すなら通らねばならぬ道ですが、どうせ10分で死ぬのでやめた。


ドラゴンボール 神龍の謎
謎続きですね。友達が面白い面白いと言うのでプレイ。
俯瞰視点のアクションゲームですが、まずライフとタイムが同じです。
つまり、ダメージを受けるとタイムが減り、時間がたつとライフが減るのである。ふざけんな…
なんとか三面まで進むもヤムチャが強すぎて断念。だいたい何で一回倒したのにヤムチャまた出てくるんだよ!
あとブルマの顔が気持ち悪い。


ワイワイランド2
何だかよくわからないが、コナミオールスターズみたいな感じ。ゴエモンとか魂斗羅の人が出てきた。
最後面まで来たものの、最後の最後が横断歩道渡るゲームって何だよ!
何とかクリアしました。コンティニューの数は計り知れない。
ちなみにファミコンは二人プレイで片方がゲームオーバーになると相手のライフを奪って復活できるという忌まわしき因習があるので、仲のいい友達でも険悪になること受け合いです。


続きはまたあとで。ソロモンよ、私は帰ってきた!(家に)
まぁあとたいして量ないんですけど。


マッド・シティ
「これクソゲーなんだよな…」と言いつつカセットをセットし電源を入れる友人の様は正にクソゲー中毒である。
よくある横スクロールアクションですが、主人公がインディ・ジョーンズのパクリみたいだった。
攻撃を喰らうとプレイヤーから何かアイテムが飛び出すが、そのアイテムが一体何なのかは結局明らかにならなかったのであった。


バイナリィランド
たいそうな名前のくせに主人公はペンギンのカップルである。
何とも説明しがたいが、ゴールで繋がっている二つの迷路があって、二匹のペンギンを同時にゴールさせるとクリアらしい。二匹のペンギンは左右対称に同じ動きをする。
友人はしばらくやってましたが、僕は手も付けなかった。つまんなそうだから。


熱血格闘伝説
これについては唯一クソゲーでなかったと言える。さすがはテクノスジャパン
別の友人の名前をつけてキャラクターを作ったのですが、スゲー弱かった。そしてラスボスがえらい強かった。
ちなみにラスボスの名前は「とらいち」と「とらじ」です。虎のマスクを被ってるから。テキトー。


ゴルフ
パー8ぐらいのところで25、6を叩きだしたのでやめた。


ドンキーコング
ツナギのヒゲのおっさんが敵。つまりマリオ。しかし2ではドンキーが敵になってた。意味がわからないよ!
難しい上に、目的が見出せないため自分が何をやっているかを見失い電源ボタンを押しました。


魔界島
キングオブクソゲーの称号をこのゲームに与えたい。どうやら製作会社はカプコンなので魔界村と何かしら関係はあるようである。
「あるようである」と言うのは、ストーリーが1ミリたりとも進まなかったからです。
まず、タイトル場面でスタートを押すと、海のマップが現れ真ん中に船が浮かんでいる。どうやらこの船を動かせるようだ。
動かすと大陸のところどころに門のような港のような何とも形容しがたいオブジェがある。
そこに突っ込むと
「かぎがないのでさきにすすめません」
と出る。
そうか、じゃあしょうがない、と別のところに回るもまた
「かぎがないのでさきにすすめません」
と出る。
結局10分近く海を漂い続けたがどうにもならないのでやめた。ふざけんな!

長々と書きましたが、僕は明日面接です。ランドマークで。早く寝ろ!