Apocalypse Please

日本政府の汚職が多く取り沙汰されている今日この頃です。
しかし、どうも世間が騒げば騒ぐほどバカバカしく感じます。


そもそも僕からしてみれば遍く政治家は何かしら汚職に手を染めていると思っているので、今回の一連の騒動はただそれが露見しただけだという印象しか持てません。
だいたい何で政治家が儲かるんでしょうか。根本のシステムがおかしい気がします(まぁそのシステムも徐々に腐っていったものなんでしょうが)。
政治家が儲かるのではなく金持ちが政治家になるのならば、結局日本は明治時代から何一つ進歩してない訳ですね。
扱う金が大きければ大きいほど金額を誤魔化しやすい。軍備なんか格好の獲物ですね。戦闘機一台云億円の世界ですから。
しかし金額が大きければ大きいほどバレた時騒ぎが大きくなることも然り。


三輪明宏が『総理大臣になる人は先祖が総理大臣で、その霊がついてるから総理大臣になる」とか馬鹿なこと抜かしてましたが、コネが無ければ総理大臣になれない「世代踏襲」という因習が日本のトップでも続いていると言うただそれだけの話です。


一時期「日本人には愛国心がない」という話がありましたが、誇れる国でなければ愛国心など持てるはずもありません。誇れる国にすることが先決な訳で、君が代を無理に歌わせるなどの愛国心を植えつけようとする行為は完全な本末転倒であり、笑い話にもなりません。
愛国心という言葉への日本人の生理的嫌悪は第二次世界大戦時によるものですが、果たして教育勅語を復活させて愛国心が生まれるのでしょうか。
日本は敗戦から何を学んだのでしょうか。
「国のために命を捧げる」なんて僕はまっぴらごめんです。「外国人に日本を自慢できる」結局のところ愛国心とはこういうことだと思います。


日本が中立国でなく憲法第9条を選んだのは、日本がアメリカに負け、従属とは行かないまでも協力体制を取らなければならなくなったからです。
もし仮に(本当に完全な仮定な話で)今日本が某国に攻め込まれたとき、自衛隊が役に立たないということがあったらどうなるでしょうか。
多くの方が「アメリカが助けてくれる。そのために米軍基地が日本にあるんだろう」と考えているかもしれません。
しかし、その後の日本を統治するのは誰でしょうか。
「この国はもう一度、戦後からやり直すことになる」
自衛隊の存在意義を論ずるつもりはありませんが、自衛隊の根幹が揺れている今、我々が思っている以上にこの言葉はリアリティを持っているのかもしれません。


まぁ「この国はもう一度、戦後からやり直すことになる」って劇場版パトレイバーの言葉なんですけどね。
結局また何言ってるかわかんねぇ。風邪で頭回んねぇや。まぁいいか。